今回の記事について
この記事では、DrakeのNice for whatや6ix9ineのFEFE、Travis ScottのBUTTERFLY EFFECTなどをプロデュースしたMurda Beatzの、
生い立ちから成功するまでの過程をMurda Beatzの代表曲と共に紹介しています。
Murda Beatz(プロデューサー Pick up)
Murda Beatz(本名Shane Lindstrom)は、カナダのオンタリオ州フォートエリー出身の1994年生まれ、現在26歳の超有名プロデューサーである。
『オンタリオ州』

彼の名前はHIPHOP好きなら誰でも知っており、過去にはDrakeの『Nice for what』や、
6ix9ineの『FEFE』、Travis Scottの『BUTTERFLY EFFECT』などをプロデュースしている。
「Drake – Nice for what」
「6ix9ine, Nicki Minaj, Murda Beatz – FEFE」
「Travis Scott – BUTTERFLY EFFECT」
今回はそんなメガヒット曲を生み出したMurda Beatzについて、英文記事を元に紹介していく。
1994年にカナダのオンタリオ州フォートエリーに生まれたMurda Beatzは、ロック好きの父親の影響で幼い頃からドラムを演奏していた。
音楽を追求して欲しいという父親の願いもあり、家族でバンドを組
その当時の尊敬するアーティストは、人気パンクバンドblink-182の凄腕ドラマー、Travis Barkerだったという。
『travis barker』

「blink-182 – First Date」
そんな彼は17歳の時、初めてbeatの制作に触れ、幼い頃から培った音楽センスで、
幻想的なメロディーと重いキックを軸とし、幅広いジャンルの音色をミックスした独自のbeatを生み出し、急成長を遂げていった。
そんな才能を持っていたMurda beatzでも、下積み時代はYoutubeで〇〇Type beatとタイトルをつけて、ラッパー達に自分のbeatを広める活動をしていたという。
また彼はTwitter 、Facebook 、instagram とあらゆるSNSを使い、様々なラッパーとコンタクトをとっていたとインタビューで語っている。
彼がスターになるきっかけになったmigosとの交流も、最初は
その当時まだ無名だったmurda Beatzは、migosと繋がる為に、当時migosのエンジニアだったSkippa Da Flippaにsnsでbeatを送り、
「もしこのbeatをQuavoとTakeoff(migosのメンバー)に送ってくれれば、貴方にも僕からbeatを提供します」とメッセージを送った。
『Skippa Da Flippa』

当時ラップをしていなかったSkippaにはbeatは必要なかったのだが、彼のやる気に心を打たれ、migosにbeatを聴かせたところ、
それを気に入り数ヶ月間アトランタでMigosと共に暮らしながら制作する事になった。
そのmigosと共に制作した最初のsingleが、『Emmitt Smith』である。
「Migos – Emmitt Smith」
また、彼の活動はアトランタだけでなく、ロサンゼルスにも制作の
ロスでの4ヶ月の活動で、最初にスタジオに呼んでくれたアーティストはnipsey hussle(RIP)だった。
その交流で関係を深め、後にnipsey hussleの『Grinding All My Life』をプロデュースしている。
この曲は、グラミー賞にノミネートされたアルバム、『VictoryLap』に収録されていて、YouTubeでは4437万回再生され大ヒットとなった。
「Nipsey Hussle – Grinding All My Life/stucc in the Grind」
この様にして一躍有名になったMurda Beatzは、更にカントリーやポップス、ロックなど様々なスタイルの音楽を取り入れて、
HIPHOPアーティスト以外にもAriana Grandeや、one directionの元メンバーのZaynなどの楽曲もプロデュースしている。
「Ariana Grande – motive ft.Doja Cat」
「ZAYN – Still Got Time ft. PARTYNEXTDOOR」
HIPHOPのジャンルの垣根を越えて様々なシーンでヒット曲を生み出し続けている、Murda Beatzの今後の活躍に期待したい。
『The star』
『All music』
https://www.allmusic.com/artist/murda-beatz-mn0003456797/biography
『Murda beatz 代表曲』
「Migos, Nicki Minaj, Cardi B – MotorSport」
「Drake – Portland」
「MAMA – ft,Nicki Minaj, Kanye West」
「2 Chainz – 4 AM ft. Travis Scott」
「2 chainz – it’s A vibe ft.Ty Dolla $ign, Trey Songz, Jhene Aiko」
「Lil Uzi Vert, Quavo & Travis Scott – Go off」