今回の記事について
Bankroll Got It (プロデューサー Pick up)
Bankroll got itは、Joel banks、Matthew banks、Taylor banksからなる、アメリカ、サンフランシスコ出身のトリオプロデューサーである。
Taylor banksがビートをつくったのがきっかけで結成されたbankroll got itだが、彼らの成功の第一歩は、
2017年のロサンゼルスで開催されたistandardの「beast of the beats」というBeatの良さを競い合うコンテストで、3位に入賞したところからはじまる。
今ではヒットメイカーのbankroll got itだか、最初はコネクションも全くなくアトランタやニューヨークに飛んで、
フォローしていたアーティストと交流しようと奮闘していた。
そこで有名女性ラッパーAsian dollと繋がったのがきっかけでアトランタで一緒に仕事をするようになり、
lil gotitやmulattoなど様々なアーティストと繋がりを持つことになったとインタビューで話している。
「Asian doll – Rock out」
「Mulatto – Bitch From Da Souf」
「Lil Gotit – Da Real HoodBabies」
そこでの仕事の中で、bankroll Got it 特有のドラムが強く、メロディーはほとんど無いのに癖になるサウンドが確立されていった。
そこには地元西海岸のサウンドも影響していると話している。
このドラムが強い特有のサウンドのスタイルは、他のプロデューサーによってだが、dababyのsugeやk campのLotteryなどメガヒットを生み出した為、
bankrollは、当時の流行の波を的確に捉えていたと言える。
「Dababy – Suge」
「K Camp – Lottery」
また、bankroll got itのもう一つの特徴であるプロデューサータグの重要性について、インタビューの中で
「リスナーがもし君と会った時、君のプロデューサータグを叫ぶなら、そのタグは良いタグだが、そうでなければもっと良いタグが必要だ。」
と語っている。
プロデューサータグとは、いわば盛り上がる前の着火剤やリスナーに認知してもらう一番の方法なので、成功する為にはとても重要な要素だということだ。
今現在、Lil Gnar、a$ap ferg、kid inkやstunna 4 vegas、lil mosey、O.T. Genasisなどをプロデュースしているが、
今後更に新しいサウンドに挑戦してプロデューサーとしての地位を上げ、将来的には若手プロデューサーなどの育成に力を入れたいと話している。
・英文インタビュー
https://fomoblog.com/2020/03/18/get-to-know-bay-area-production-crew-bankroll-got-it/
『bankroll Got itプロデュース曲』
「JP THE WAVY – WAVEBODY」
「A$AP Ferg – In it」
「O.T.Genasis – Look At That」
「Lil Gnar – Diamond Choker ft.Lil uzi Vert」
「Stunna 4 Vegas – DO DAT」
「Luh Kel – Y.O.U.」
「lil Mosey – Back At It ft.Lil Baby」
「Kid Ink – Big Deal」
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