[2021年10月リリース] おすすめ US HIPHOP アルバム5選

     

今回の記事について

この記事では、2021年10月にリリースされたアルバムの中から5つに絞って、その中でもお勧めの曲をピックアップして紹介していきます。

旬のHIPHOPを抑えておきたい方や、リリースが多すぎて追いついていない方にお勧めの記事になっていますので、是非最後までご覧ください!

     

1. Meek Mill – Expensive Pain(10月1日)

        

1つ目に紹介するのは、10月1日にリリースされたMeek Mill『Expensive Pain』です。

2018年、「Going Bad」を筆頭に大ヒットを記録し、全米1位を獲得したアルバム『Championships』をリリースしてから、約3年ぶりの5作品目となる今回のアルバムは、

Meek Millが長いキャリアの中で確立した、攻撃的で勢いのあるラップスタイルを楽しむことができます。

また、KehlaniA$AP FergYoung ThugLil Uzi VertMoneybagg Yoなどの大物アーティストが参加しており、

4曲目に収録されている「Sharing Locations」では、ヒップホップ業界の最前線を走るLil BabyLil Durkを客演に迎えています。

一部の海外メディアからは、「代わり映えしないアルバムで、昔の彼の曲を聴いているようだ。」という批判の声もありますが、

変化はあまりないものの、全体的に安心して聴けるクオリティに仕上がっています。

お勧めの1曲「Meek Mill – Sharing Locations feat. Lil Baby & Lil Durk

         

2. Don Toliver – Life Of A Don(10月8日リリース)

      

次に紹介するのは、10月8日にリリースされたDon Toliver『Life Of a DON』です。

2019年、シングル「No Idea」で独特の声とフロウを披露し、一躍有名アーティストの仲間入りを果たしたDon Toliverですが、

このセカンドアルバムでも彼の才能が存分に発揮されています。

今回のアルバムでは、Travis Scott 主宰のレーベル『Cactus Jacks』に所属しているため、2曲にTravis Scottが参加している他、

今年、世界最大のヒップホップフェス「Rolling Loud」に出演し注目を集めているSoFaygoや、

Kendrick lamarの従兄弟で、「family ties」のヒットを受けて現在急速に知名度を広げているBaby Keemなど、今話題の若手アーティストが参加しています。

さらに、プロデュースにはMike Deanをはじめ、Sonny DigitalMustardMetro Boominなど、

豪華プロデューサー達がDon Toliverのスタイルを完璧なまでに表現しています。

お勧めの1曲「Don Toliver –  Flocky Flocky feat. Travis Scott」

       

3. Young Thug – Punk(10月15日リリース)

     

3つ目に紹介するのは、10月15日にリリースされたYoung Thug『Punk』です。

今年、2枚目のリリースとなった今回のアルバムでは、

総再生時間63分という超大作に加え、今までのYoung Thugとは違ったスタイルを楽しむことができます。

1曲目に収録されている「Die Slow」は、2年前にベニスのホテルの1室で収録されたものだそうです。

そんな曲から始まる、全20曲のアルバムには、

J.ColeGunnaFuturePost MaloneA$AP RockyDrakeTravis ScottDoja Cat

などのアーティストの他にも、今は亡きJuice WrldMac Millerが客演で参加しています。

さらに、プロデューサーもKanye West、Metro Boomin、Pi’erre BourneWheezy、などといった豪華なメンバーが勢揃いしています。

また、ジャケットのトリックアートは、現在19歳の日本人アーティストで、Lil Uzi VertやJuice Wrldなどのアルバムジャケットも手掛けているK2が担当しているそうです!

お勧めの1曲「Young Thug – Bubbly with Drake & Travis Scott」

       

4. Wale – Folarin Ⅱ(10月22日リリース)

        

4つ目に紹介するアルバムは、10月22日にリリースされたWale『Folarin II』です。

2019年、『Wow…That’s Crazy』ぶりのアルバムリリースとなった今作では、Q-Tipによる1999年のシングル「Vivrant Thing」を、

J.Coleを客演に迎えてサンプリングした「Poke it Out」を筆頭に、15曲中、7曲のサンプリング曲が収録されています。

Waleはこのアルバムについて、「普通よりも多くのサンプリングをしているから、ミックステープのような仕上がりになってるよ。」と語っていますが、

Rick RossChris BrownJamie FoxxBoyz II Men などの豪華アーティストを客演に迎え、約2年ぶりのリリースにふさわしい作品となっています。

お勧めの1曲「Wale – Poke It Out feat. J. Cole」

     

5. ILoveMaKonnen – Dmw007(10月6日リリース)

最後に紹介するのは、10月6日にリリースされたILoveMakonnen『Dmw007』です。

大人気映画シリーズ「ジェームズ・ボンド」にちなんだタイトルでリリースされた今回のアルバムは、23曲全てがファーストテイク、

フリースタイルで収録されたものを集めたプロジェクトで、Makonnen自身がジャンルに囚われず、自分が表現したい音楽スタイル、芸術性を表現した作品となっています。

その為、アーティストの客演などは一切ないものの、ジャンルに縛られないラップスキルの高さを存分に発揮しています。

Makonnenはこの作品について、「Dmw007は、今まで自分が制作してきた音楽を評価して楽しんでくれるファンのためのものであり、

僕の芸術的な旅に今から参加してくれる新しいファンのためのものでもあります。」と語っています。

お勧めの1曲「ILoveMakonnen – Back On The Xan 」

         

まとめ

今回紹介したアルバムの中で、好きな曲やアーティストは見つかりましたか?

今月は、Meek MillやYoung Thug、Don Toliverなど、有名アーティストのリリースが重なったので紹介しきれませんでしたが、

他にもGucci Mane『So Icy Boyz』や、

PinkPantheress『to hell with it』もリリースされているので、

紹介したアルバムだけでは物足りない!という方は、是非そちらもチェックしてみてください。

  

       


        

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