[2021年12月リリース] おすすめ US HIPHOP アルバム5選

       

今回の記事について

この記事では、2021年12月にリリースされたアルバムから5つに厳選して、その中でもお勧めの1曲をピックアップして紹介していきます。

・最近のリリース曲を追いきれていない。

・新しく好きなアーティストを見つけたい。

といった方にお勧めの記事となっておりますので、是非最後までご覧ください!

         

1. Polo G – Hall Of Fame 2.0(12月3日リリース)

 

   

1つ目に紹介するアルバムは、Polo G『Hall of Fame 2.0』です。
3枚目のリリースとなった今回のアルバムでは、Michael Jackson「Smooth Criminal」をサンプリングした「Bad Man」を始め、14曲の新曲が収録されています。
内容としては、亡くなった友人への追悼や、自分の運命についての憂鬱な気持ちなどを語っていて、他の収録曲でも一貫して、彼の言葉遊びよりもストーリー性やイメージを重視した韻が評価された作品になっています。
このアルバムをお勧めする2つ目の理由として、客演の豪華さが挙げられます。
同世代のLil BabyLil TjayNLE Choppaを始め、Moneybagg Yoとも再びコラボを果たしています。
『Hall of Fame 2.0』を聴いてPolo Gに興味を持った方は、前作の『THE GOAT』も良いアルバムなので是非チェックしてみて下さい。

おすすめの1曲「Polo G – Don’t Play (Official Audio) ft. Lil Baby」   

          

2. Khalid – Scenic Drive(12月3日リリース)

    

2つ目に紹介するアルバムは、Khalid『Scenic Drive』です。
大ヒット曲「Talk」が収録されたアルバム『Free Spirit』から約2年ぶりにリリースされた今回の作品はコンセプトレコードとなっていて、
道路やバックシート、ランボルギーニなどドライブに関するリリックやタイトルが多く含まれています。
IntroにはAlicia Keysを客演で起用し、その他にもシンガーのQUIN6LACKJIDなどのヒップホップアーティストがアルバムを色付けています。
自粛期間中、「激しいヒップホップよりも落ち着いたR&Bが聴きたい。」という方には、お勧めのアルバムとなっています。

おすすめの1曲「Khalid – Present」

3. Juice WRLD – Fighting demons(12月10日リリース)

      

3つ目に紹介するアルバムは、Juice WRLD『Fighting Demons』です。
Juice WRLDが2019年に薬物の過剰摂取で他界してから現在まで10曲以上の未公開曲がリリースされていますが、今回のアルバムはそんな彼が生前に録音した何千もの個人的な曲の中から選ばれたそうです。
そのため、リリックの内容としてはドラックや自殺願望、自身の人生について語っています。
全18曲のアルバムには、「Wandered To LA」Justin Bieberを始め、「Girl of My Dreams」ではBTSSUGAなどの大物アーティストが参加しています。
12月の注目アルバムの1つで間違いないでしょう!

      

おすすめの1曲「Juice WRLD – Burn」

4. Roddy Ricch – LIVE LIFE FAST(12月17日リリース)

     

4つ目に紹介するアルバムは、Roddy Ricch『LIVE LIFE FAST』です。
前作から2年ぶりのリリースとなった今回のアルバムでは、Roddy RicchとGunnaの相性の良さや、「hibachi」では2010年代を代表するKodack Black21 Savageと新時代のアーティストであるRicchが共演しています。
さらに「Move To Miami」では、勢いのあるBeatにLil BabyとRicchがお互いのフローを競い合っている様子を楽しむことができます。
また、TM-88Wheezy、Southside、Kenny Beatsなど豪華プロデューサーがBeatを担当しています。
全体の印象として、客演アーティストとRoddy Ricchが一体となることによって良い作品に仕上がっているので、「最近Roddy Ricch聴いてないな。」という方にもお勧めできるアルバムとなっています。

     

おすすめの1曲「Roddy Ricch – 25 million」      

5. Chief Keef – 4NEM(12月17日リリース)

        

最後に紹介するアルバムは、Chief Keefの『4NEM』です。
2010年代に「I Don’t Like」や、「Love Sosa」などのヒット曲で一躍有名となったChief Keefですが、今回のアルバムはその頃を思い出させる作品となっています。
シカゴ出身で、アトランタのトラップやメンフィスのストリートラップに夢中だった彼が、そこから受けた影響を自分のものにした唯一無二のラップスタイルは、この『4NEM』でも存分に発揮されています。
また、「Hadouken」Young Backをサンプリングしたり、「Like It’s Yo Job」Three 6 Mafia「Slob on My Knob」をサンプリングするなど、過去の名曲をChief Keefがリメイクすることによって良い変化を与えています。
海外メディアからの評価もとても良く、個人的にも12月の中で最注目アルバムだと感じたので是非聴いてみてください!

      

おすすめの1曲「Chief Keef – Like it’s yo job」

     

まとめ

2021年12月にリリースされたアルバムの中で、気に入った曲やアーティストは見つかりましたか?
今月も大物アーティスト達が続々リリースしていますが、紹介した他にもPi’erre BourneとTM-88の有名プロデューサー2人による『YO!88』や、PnB Rockの『2 Get You Thru The Rain』、近年流行のRAGE Beatで構成されたMadeinTYOによる『Yokohama』、他にもRick RossやGucci Maneなどのアーティストもリリースしているので、気になった方はそちらもチェックしてみて下さい。
また、『おすすめ US HIPHOP アルバム5選』の他の記事はこちらから閲覧できるので、過去の紹介アルバムが気になる方は曲は是非読んでみて下さい!

     

       

       

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